フランス風序曲/音楽用語

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フランス風序曲/音楽用語

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 フランス風序曲/音楽用語
フランス風序曲とは、

バロック時代に、ルイ14世の宮殿で流行した、オペラ、オラトリオ、組曲などの冒頭楽章、

第1曲として用いられました。もともとは、緩−急の2部分からなっている序曲ですが、

「緩」の部分は、付点リズムの荘重な和音進行が特徴で、「急」の部分はカンツォーナ風の

短い主題が模倣的に展開されるアレグロの部分の組み合わせとなっています。

バッハの4曲の「管弦楽組曲」や、ヘンデルの「メサイア」の冒頭の「シンフォニー」などが

あります。このフランス風序曲に対するものとしてイタリア風序曲があります。

*イタリア風序曲とは、17世紀末から18世紀前半にかけて、
アレッサンドロ・スカルラッティらによって用いられていたオペラ序曲のことです。三部形式(急ー緩ー急の三楽章の構成)あるいはダ・カーポを用いた三部形式を用いています。今までの二部形式によるアリアからは離れています。
このホモフォニックな序曲はシンフォニアと呼ばれており、後の交響曲へと
発展していきます。古典派の初期に於いては、
このイタリア風序曲と交響曲との区別はつきにくくなっています。


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