ミュゼット/音楽用語

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ミュゼット/音楽用語

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 ミュゼット/音楽用語
ミュゼット[musette]とは、

17、18世紀フランスの貴族社会において、「農民」の楽器として親しまれた民族楽器の

名称です。ふいご式の風袋のついたバグパイプの一種です。

そして、この民族楽器のミュゼットのために作曲された旋律や舞曲のこともいい、

そこから派生した様々な音楽概念について用いられています。

それとミュゼットの響きを模した牧歌的な楽曲の意味でも使われていて、

長い持続音(ドローン)を持つ3拍子の舞曲もあり、

J.S.バッハの「イギリス組曲第3番・第6番」にこのミュゼットがみられます。


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